東京国立博物館

街歩き

中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催する特別展で、堂内中央に設置された須弥壇に安置される国宝の仏像11体が一堂に集合。また、考古展示室では、縄文時代の土偶や、弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪など教科書でみた多くの作品がありました。

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」

入口横にある垂れ幕

中央壇に安置される国宝の仏像11体すべてが展示されています。

金色堂復元模型:金色堂5分の1の縮尺模型。模型とは言え、金色堂自体が一つの芸術作品であり、その壮麗さと精巧さに魅了されました。

考古展示室

遮光器土偶は、目にあたる部分がイヌイットやエスキモーが雪中行動する際に着用する遮光器(スノーゴーグル)のような形をしていることからこの名称がつけられました。

女子像を表した人物埴輪としては稀な全身像で、スカート状の裳と筒袖で左前合わせの上着を身に着けています。上着には鱗状、裳には短冊状文が線刻され、白や赤などの彩色が残っています。

鶏形埴輪は、鶏は夜明けを告げる存在として、邪悪なものが暗躍する闇夜を退ける役割がありました。そのため、鶏の埴輪は、被葬者の魂が宿るとされる家形埴輪の近くに置かれることが多く、魂を守る役割を担っていたと考えられています。

CAFÉ すいれんでランチ

CAFÉ すいれんは、国立西洋美術館内にある中庭に面した明るい雰囲気のカフェレストラン。ケーキセットや、西欧料理を中心とした食事、また、コース料理等も気軽に楽しめます。

クリエイトレストランツホールディングスの株主優待を使って、パスタコース(2,800円 アペタイザー、スープ、パスタ(4種類から選択)、デザート、コーヒー)を楽しみました。

さくらチップで燻されたスモークサーモンの深みある味わいが口の中に広がります。生ハムの塩分が程よく効いたその味わいは、その一切れ一切れが、まるで時間をかけて熟成された芸術作品のようでした。

アーティチョークと筍の白ボロネーゼ:アーティチョークの独特の風味と筍のシャキッとした食感が、クリーミーなホワイトソースと見事に結びつきます。ボロネーゼの肉々しい旨みが、アーティチョークと筍の繊細な味わいを引き立て、一口食べるごとに春の息吹を感じさせてくれます。パスタは少し太めでモチモチしていて、ソースとの絡みを最大限に引き出します。

はまぐりとあさりのボストンクラム:旨みがギュッと詰まったその豊かで繊細な味わいは、まさに至福の一時を提供してくれます。はまぐりとあさりの旨味が溶け出し、クリーミーなソースと絶妙に絡み合い、深い味わいを引き立てます。

ティラミスの甘くクリーミーな風味と、その上にふわっと広がるココアの香り。それに対してカフェラテは、豊かなエスプレッソの苦味と、滑らかなミルクの甘さが見事に調和していました。

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